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Wi-Fiのaとかbとかって何?

  • お知らせ
2015.02.17

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通信キャリアでもGB制限が一般的になり、また格安SIMといわれるMVNOではGB制限がより厳しかったりします。
利用量節約の為に「Wi-Fiで使える所はWi-Fiで」というお使いの方も多いかと思います。
そこで今日はWi-Fiってどんな種類があるのか?というのをご紹介したいと思います。

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■ そもそもWi-Fiって何?
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無線LANの通信規格の一種です。
国際標準規格であるIEEE 802.11規格を仕様していて、Wi-Fi Allianceという業界団体によって、デバイス間の相互接続がちゃんとできるというのを認められた事を指すものです。

昔は同一メーカーでも商品が違うと接続保障がされておらず、購入時にちゃんと接続できるのかというのが分かりにくく無線LANの復旧に問題を抱えていました。それを解消する為にというのでWi-Fi Allianceが接続できるかを認定してユーザーに分かりやすくするというのが始まりのようです。

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■ Wi-Fi → 「IEEE 802.11」の種類
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無線LANルーターを購入しようとした事がある方は見かけた事があるかと思いますが、パッケージに「IEEE 802.11 b/g/n」「IEEE 802.11 b/a/n」とかがだいたい記載されています。
「IEEE 802.11」は通信自体を表す規格ですので、「b」「g」「n」などがWi-Fi-の種類を表す規格になります。

[a] 速度:54Mbps 周波数:5GHz 電波干渉:受けにくい 利用範囲:狭い
[b] 速度:11Mbps 周波数:2.4GHz 電波干渉:受けやすい 利用範囲:広い
[g] 速度:54Mbps 周波数:2.4GHz 電波干渉:受けやすい 利用範囲:広い
[n] 速度:300Mbps 周波数:2.4/5GHz 電波干渉:受けにくい(5GHz) 利用範囲:広い(2.4GHz)

いずれの規格でも2.4GHzと5GHzを利用していますが、2.4GHzは電波干渉(電子レンジやテレビなども含む)を受けやすいが遠くに届きやすい。5GHzは電波干渉を受けにくいが遠くに届きにくいという性質があります。その為、室内で近い距離で使うなら5GHz、部屋を跨いだりする場合は5GHzだと壁を越えられない場合もあるので、2.4GHzが必要という形になります(壁を越えられるかどうか、遠くに届くかどうかは通信の規格だけじゃなく、機器の出力にも関係はします)。

また、上記規格は下に行くほど新しい規格になります。特に「n」は通信速度も速いですし、2.4GHzも5GHzも両方使えますので、これに対応してるかも大事になります。ルーター購入をご検討の方はその点を考慮頂いた方がいいと思います。

ただ、実はスマホやタブレットでも受信出来るかどうかも機種によって異なります。
例えば、iOSの機種であれば・・・

■ 802.11b/g対応
iPhone 3G、iPhone 3GS、初代iPod touch、iPod touch(第2世代)、iPod touch(第3世代)

■ 802.11b/g/n対応
※802.11nは2.4GHzのみ対応
iPhone 4、iPhone 4S、iPod touch(第4世代)

■ 802.11a/b/g/n対応
iPhone5以降の機種

最近の機種であれば、802.11nには対応している機種は多いのですが、以前のスマホをWi-Fiで使いたいなど考えられてる方は注意した方がいいとは思います。

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■ 屋外でWi-FIのフリースポットを利用する際の危険
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さて、種類の所と話は変わりますが、最近では様々な施設や場所でフリーで使えるWi-Fiなんかも増えてきました。
Wi-Fiで繋げば通信量もかからないですし、場合によっては速度も安定しますので、フリーで使えるのであればついつい使ってしまうものだと思います。

ただ、Wi-Fiは優先で繋がっている分けではなく、電波を飛ばして接続しているので、近くにいれば電波が拾えてしまいますので、Wi-Fiの通信機器とスマートフォンなどの端末との間の通信を盗み見られる危険性が高いです。
その為、通常家庭用のルーターでも「WEP」や「WPA」「WPA2」など通信を暗号化する仕組みを使って情報を盗み見られないようにセキュリティ対策がされています。
屋外のWi-Fiではそうした対策が何もされていない場合もありますので、少なからず下記点には注意して下さい。

■ ネットワーク名に「Free」や「Public」が付いているものに接続しない。
特に「Free Public WiFi」や「Free Internet Access」などに接続すると、情報を盗み見られる可能性があります。

■ 暗号化が「None」(鍵マークのようなやつが無い物)となっているものに接続しない。
通信が暗号化されていない為、こちらも情報を盗み見られる可能性があります。

大きな施設や店舗がちゃんと告知をしてWi-Fiを提供している場合は問題ないケースは多いかと思いますが、通信量が節約できるからというので安易に良く分からないWi-Fiに接続するのは止めましょう。特に大事な情報のやり取りでは要注意です。

以上Wi-Fiのお話でした。

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