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Bluetoothのバージョンの違いって?

  • お知らせ
2015.03.10

interface

スマートフォンや、タブレットだけでなく、パソコンでもイヤホンマイクや、キーボード、マウスなど様々な外部接続機器がBluetoothで接続出来るようになっています。
Bluetoothもバージョン等がありますので、ご紹介致します。

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■ そもそもBluetoothって?
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Bluetoothは短距離無線通信技術の1つです。接続距離は数m~100m程度の距離で利用する事が出来、最大24Mbpsでの通信が出来るという規格です。消費電力が少なく、近距離で簡易なデータのやり取りをするのに向いています。

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■ Bluetoothのバージョン
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普及バージョンの1.1から、最新バージョンの4.2までバージョンも様々出ています。異なるバージョンで接続する事は可能ですが、低いバージョンの方で接続されます。スマートフォンのバージョンが仮に4.0だったとしても、イヤホンマイクが2.1だった場合は2.1の方でつながり、4.0の機能が生かされない形になります。

市場に出回っている主なバージョンはこんな感じです。バージョンが上がれば上がるほど省電力になり、通信の速度が上がっていきます。

■ ver1.1
普及バージョン
■ ver1.2
同じ2.4GHz帯を使用する無線LAN(11b/g)との干渉対策が行われています。
■ ver.2.0+EDR
EDR(Enhanced Data Rate)を盛り込むことで、 Ver.1.xの3倍(最大3Mbps)を実現
■ ver.2.1+EDR
ペアリングが簡単になり、マウスやキーボードなど待機時間の長い機器のバッテリーを5倍長持ちさせる「Sniff Subrating」機能(省電力モード)が追加されています。
■ ver.3.0
従来の約8倍となる約24Mbpsのデータ転送速度を実現。電源管理機能も強化され、さらに省電力を向上。
■ ver.4.0
大幅な省電力化を実現する低消費電力モードBLE(Bluetooth Low Energy)に対応。通信速度1Mbps。

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■ 通信距離はClassで判断
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Classは3種類あり、それぞれのClassに電波到達距離の目安が規定されています。

■ Class1
最大100m
■ Class2
最大10m
■ Class3
最大1m

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■ 使える機能はプロファイルで判断できます。
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プロファイルが対応していないと利用する事が出来ません。利用したい機能があるのであれば、プロファイルが利用できるか確認しましょう。

■ DUN(Dial-up Networking Profile)
携帯電話を通じてダイヤルアップ通信をする
■ FTP(File Transfer Profile)
パソコン同士でデータをやりとりする
■ HID(Human Interface Device Profile)
入力機器を扱うため
■ OPP(Dial-up Networking Profile)
名刺データの交換などをおこなう
■ HSP(Headset Profile)
ヘッドセットと通信
■ HFP(Hands-Free Profile)
車内やヘッドセットでハンズフリー通話
■ A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
ヘッドフォン・イヤフォンに音声伝送
■ A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
AV機器のリモコン機能(再生、一時停止、音量調整など)

機器との接続、イヤホンマイクや、キーボードなどの接続で利用するのも便利ですが、スマートフォン同士や、パソコンとスマートフォンでデータの移動や、やり取りも実はBluetoothで可能です。SDカード経由や、クラウドディスク経由なんかで移動するより簡単ですし、比較的大きなデータのやりとりも出来ますので、その辺りは便利になります。Bluetoothはスマートデバイスであればどの端末でもだいたい付いている機能ですので、機能を理解して便利に使いましょう。

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