災害時に役立つ新たな情報伝達システム!
- お知らせ
災害時などの緊急時に携帯電話のネットワークがダウンした場合、友人知人家族に安否を確認しようにも連絡を 取ることができない事態に陥りますが、こういった現状を解決すべくドコモが開発した新たな情報伝達技術についてご紹介します。
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BLE(Bluetooth Low Energy)機能を用いた新しい情報伝達技術
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これはスマートフォンに搭載されているBLE機能を使い、音声やパケット通信などの[symple_highlight color=”red”]携帯電話のネットワーク機能 を介さずに[/symple_highlight]近くにあるスマートフォン同士での情報伝達を可能とする技術です。
従来からドコモが開発した近距離通信技術は存在したものの、同じOSのスマートフォン同士でデータ交換等のた めに使われておりましたが、今回の新技術の特徴としては[symple_highlight color=”red”]異なるOS間でも利用できるようになり、より多くの端末間で情報伝 達が可能となったこと[/symple_highlight]です。[symple_highlight color=”gray”]※対応OSはiOS7.1以上、Andoroid 5.0以上[/symple_highlight]
この機能を利用した具体的な取り組みとしてはドコモで以下のようなものが実用化が目指されています。
災害時に携帯電話のネットワークがダウンした場合、その名の通り低消費電力 が特徴のBLE機能を使って同じBLE対応のスマートフォンが近く(およそ20m程度の範囲内)にいないかスキャンし、 安否情報が周囲のスマートフォンを経由して伝言ゲームのような形式でネットワーク利用可能エリアまで伝達さ れ、「Goolge パーソンファインダー」と連携した災害用の伝言板に登録され、安否確認が取れるというものです。
[symple_highlight color=”gray”]image by NTT docomo[/symple_highlight]
ドコモではこの取り組みについて2015年3月14日から18日に仙台で開催される「防災産業展 in仙台」にて講演およびデモンストレーションを行う予定だそうです。
スマートフォンや通信技術の進化が今後もあらゆる場面で現代社会に多大な恩恵をもたらすことが期待されそう
です。