スマートフォンを利用した視覚障害者の方に向けた新たなサービス!
- お知らせ
今回はスマートフォンを[symple_highlight color=”red”]障害者福祉の場面においても役立てる新たな試み[/symple_highlight]についてご紹介したいと思います。
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Wayfindr
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[symple_highlight color=”gray”]image by BBC[/symple_highlight]
これは、英国王立視覚障害者協会(RNIB)の若者向けフォーラムからの要請を受けて、イギリスのustwoが開発したもので、[symple_highlight color=”red”]視覚障害をもつ方が一人で地下鉄の駅構内を安心して歩くことができるようにするための構内案内サービス[/symple_highlight]です。
仕組みは単純明快で、駅の構内の十数か所にBluetoothビーコン(無線標識)を設置して、そのビーコンから発せられる信号を使用者のスマートフォンにあらかじめインストールされたWayfindrというアプリで受信し、ustwoの屋内位置測定技術で使用者の現在位置を特定して、それをもとにエスカレーター、改札口、ホームなどの場所への道順を音声案内してくれるというものです。
また、Wayfindrのセットには音声案内用として[symple_highlight color=”red”]骨伝導式のヘッドフォンが用意されてるので、人ごみで周囲の騒音によって使用者が案内を聞き逃すことはありません。[/symple_highlight]
[symple_highlight color=”gray”]image by BBC[/symple_highlight]
英ロンドン交通局(TfL)は現地時間の3月6日に、ロンドン地下鉄のピムリコ駅にてこの新たなサービスを試験運用中であることを発表しました。これから1ヵ月の試験運用の予定で、最終目標としてはロンドンの交通網全体で標準装備することだそうです。
スマートフォンやテクノロジーの進化はこのようにあらゆる場面で社会貢献を果たしています。
この技術がいち早く世界中の交通網に普及していくことを期待するばかりです。