ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン（GfK）が、SIMロックフリーのスマートフォンの販売動向、およびMVNOのSIMカードの利用意向について調査結果を発表しました。

今回発表された調査結果は、同社が作成した「携帯電話・スマートフォン使用実態調査2015」から抜粋されたものになります。
※調査期間：1月29日～2月8日 　調査対象：ネット上で18～69歳の男女を対象。プレ調査で7836名、本調査では3カ月以内にスマートフォンを購入した438名、1年以内にスマートフォンを購入する予定の430名。

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MVNOのSIMカードについて
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SIMロックフリーのスマートフォンなどに向けた、MVNOによるSIMカードの利用意向は、使っていないーザーのうち10％が「利用したい」、48％が「比較検討したい」と回答したようです。利用しない理由を複数回答で聞くと、「詳細が分からい」が最も多く、次いで「サポートや保証が不安」「通信速度が不安」「設定が面倒」と続いています。
以下が調査結果のまとめです。

■MVNO未使用者への利用意向調査

■MVNO SIMカードを利用しない理由

※画像参照：Gfk

最近の報道などでMVNOが『安い』という事は十分に伝わっているのだとは思いますが、まだまだユーザーに理解をもらっているとは言い難い結果となりましたね。
事実弊社へのお問い合わせの内容も『そもそもどういった物か教えてほしい』という内容が一番多いです。
ただ、キャリアメールが使えないやキャリア独自コンテンツなど、どうしても解決出来ない問題がアンケート上位に来ていないという事は、理解さえ進めば更なる普及の可能性があるという事ではないでしょうか。

コンシューマ市場では店舗展開等も進んでいるようなので、変化が見えてくるかと思いますが、法人導入となると台数が多いという事もありますし導入後のフォロー体制という点で個人で購入するより複雑化するケースが多いです。

法人市場での普及には、ただ単に『安い』というだけでは無く、導入前から導入後まできっちりサポート出来る体制が必要になってきますね。

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