docomoとauがSIMロック解除方法を案内
- お知らせ
SIMロック解除に関するガイドラインの改正に伴い、5月よりSIMロック解除が義務化されます。
4/22付けでdocomoとauがその方法とルールを発表しましたので、それに関してご紹介します。
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■ docomo
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docomoに関しては、あまり知られてはいませんでしたが、元々希望があれば対象外の機種でなければSIMロックの解除は可能でした。ですので、どちらかといえば「ルール変更」という方がdocomoの場合正しいかもしれません。
元々は、docomoショップに持って行き、手数料 3,000を支払えばSIMロック解除が可能でした。
■ 開始時期:5/1以降
■ 対象機種:5/1以降発売の機種
■ 解除できない期間:購入から6カ月
■ 受付方法:インターネットによる受付、電話による受付、docomoショップ店頭受付
■ 事務手数料:インターネットによる受付 → 無料
電話による受付、docomo店頭受付 → 3,000円
■ 中古端末の解除:2015年4月末までに発売された機種 → ネットワーク制限がかかっていなければ可能
2015年5月1日以降発売された機種 → 購入した本人のみ解除可能。
2015年4月末までに発売された機種に関しては、従来通りのルールとなります。受付はショップのみ、手数料は3,000円です。ただし、解除できない期間は無いので、購入後すぐにSIMロック解除は可能です。
今回のルール変更では、インターネットや電話での受付が可能になった事や、インターネットの受付であれば無料で解除出来るのがメリットです。ただ、半年はSIMロック解除が出来なくなったり、SIMロック解除しようと思えば購入した本人しか出来ないようになりますので、白ロムを購入したり、知り合いから貰った場合、SIMロック解除はできない点はデメリットです。
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■ au
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■ 開始時期:5/1以降
■ 対象機種:5/1以降発売の機種
■ 解除できない期間:購入から6カ月
■ 受付方法:インターネットによる受付、auショップ店頭受付
■ 事務手数料:インターネットによる受付 → 無料
auショップ店頭受付 → 3,000円
■ 中古端末の解除:本人以外でも可能。ただし、auショップ店頭のみ対応。
auは元々ルールがありませんでしたので、単純に出来るようになったというのがメリットとなります。
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■ まとめ
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ソフトバンクはまだ発表がされていません。5月以降発表するみたいです。
docomoもauも内容にそれ程差がありませんし、同じような内容になるのではないでしょうか。
SIMロック解除できるようになったのは様々利用面が広がるのでメリットではあります。
ただ、各キャリア共使っている周波帯が違いますし、他キャリアで使うことが目的であれば対応バンドや通信規格を気にしないといけません。
auは機種の対応バンドを出していくようですが(こちら)、3Gはdocomoとソフトバンクと通信規格が異なりますので、果たして使う方がどれだけいるかというと分かりません。
現状MVNOの業者も大半がdocomoが提供元になっていますので、docomoの機種を使う場合であればSIMロック解除は必要ありません。それに携帯の提供メーカーも大分と減ってしまった関係上、キャリアによって端末の違いもほぼ出なくなっています。
ですので、このような状況の中で、SIMロック解除を有効に使う方が居るとすれば、海外に携帯を持って言って海外のSIMを使う方でしょうか。
海外での通信費を安く済ませる為に海外のSIMを使うが、現地の携帯を使うと中身のデータも違うし、日本語じゃないので使いにくいという事で、docomoがSIMロック解除が出来るようになってからは、法人様を含めてこういう使い方をされてる方は結構いらっしゃいます。docomoだけでなく、他のキャリアでもそれが出来るようになったというは、海外によく渡航される方はメリットかもしれません。
日本国内でSIMロック解除がより利用されるようになるには、端末側の対応バンドに差が無くなって、1度機種を買えば、どのキャリアに行っても、MVNOを使っても利用できるというような形にならないと難しいかもしれません。
ただ、それは現段階の話で、SIMロック解除が義務付けされるのは来月からですし、まだ始まったばかりです。業界的に今後どう変動するかは読みにくい所ではありますしが、少なからず出来ることが増えたのは悪いことではありません。MVNOの業者も様々な業種が参入し活発になっていますし、これからの動向をしっかり見守って生きたいとと思いますね。