タブレット増加中
- お知らせ
2014年度のタブレット出荷台数が2割増だったというニュース(MM総研、2014年度通期国内タブレット端末出荷概況より)がございましたので、ご紹介します。
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半期別出荷台数で初めて500万台を突破
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2014年度下期出荷台数は516万台となり、2014年のトータルとしては、929万台(前年比24.2%増)と大幅に台数が伸びているようです。
スマートフォンに比べて、タブレットに関してはどこの通信キャリアもそれ程キャンペーンやサービスを展開していませんでした。その中でこれだけ伸びてきているというのは市場ニーズが拡大しているという証拠では無いでしょうか。
実際に、弊社のお客様でもタブレットのニーズは高まっているように感じます。
特に法人市場ではスマートフォン単体で持たれるよりも、ガラケーとタブレットという組み合わせが多くなっているように思います。
メーカーやOSによるシェアの割合も簡単にご紹介します。
Appleが最もシェアが高く、次がASUS、SONYと続きます。AppleはiPadという事だと思いますが、ASUSやSONYに関してはAndroidのタブレットもそうですが、タブレットにもパソコンにもなるwindowsの製品も出してますね。
また、こんなデータも発表されています。
・Wi-Fiタブレットが475万台(51.1%)、モバイル通信(3G/LTE)対応のタブレットが454万台(48.9%)
・9インチ未満のタブレットが481万台(51.8%)、9インチ以上のタブレットは448万台(48.2%)、9インチ以上のタブレットは前年同期比56.0%の増加と大きいサイズのタブレットが増えています。
上記2点の事を考えると、パソコン変わりにもったらどうか?と考えている方が増えているんではないでしょうか。
因みにではありますが、同時期5/20にMM総研から、2014年度 国内パソコン出荷概要という調査も発表されています。
概要としては、下記となります。
・出荷台数は1,260.9万台(前年度比23.6%減)
・個人、法人市場共にWindows XPマイグレーションの反動を受け大幅減
・15年度も個人、法人市場共に前年度実績を下回る見込み
時期として偶然かもしれませんが、パソコン出荷台数が大幅に減少しております。
以前もスマートフォンの普及によって、パソコンを触る時間が減少したというニュースもありましたし、タブレットの増加傾向とパソコンの減少を考えると、パソコン代わりに使われる方が増えてきているのかもしれません。
ちゃんとした動画の編集や、音楽の編集などの高度な処理や、資料の作成などに関しては未だパソコンの方が優れています(スペック的に考えても処理速度などもパソコンがまだまだ上ですね)。ただ、「調べ物をしたい」、「twitter、facebook、ブログを更新したい」、「メールの確認をしたい」「音楽を聴きたい」「動画を見たい」など、ライトな作業に関しては、立ち上げの速度を含めてネットへの接続速度を考えれば実際タブレットの方が便利だったりします。
一般的にはパソコンに求める作業は、圧倒的にライトなものへのニーズは強いですし、ノートパソコンを購入するよりも、タブレットの方が価格も安いという事を考えると、この傾向は分からないではないですね。
現在LTE対応の10インチ以上サイズのタブレットはまだまだ少ないですので、選択の幅があまりありませんが、もし今後こうしたものが増ええれば、MVNOの拡大と共に、身の回りのパソコンなどの機械関係も近い将来大きく変わっているかもしれません。