キャリアの対応バンドのまとめ
- お知らせ
今月よりSIMロック解除が義務付けされました。その為、今後今まで利用していた端末でMVNOや他のSIMカードで利用される方も出てくるかと思います。そこで、各キャリアが使っている対応バンド(周波帯)をまとめてみました。通信キャリア、端末ともに対応しているバンドがありますので、注意して選びましょう。
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3Gの対応バンド
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キャリア名 | docomo | au | Softbank |
---|---|---|---|
通信規格 | W-CDMA | CDMA2000 | W-CDMA |
対応バンド | バンド1 (2100MHz) | バンド0 (800MHz) | バンド1 (2100MHz) |
バンド6 (800MHz) | バンド6 (2100MHz) | バンド8 (900MHz) | |
バンド9 (1700MHz) | バンド11 (1500MHz) | ||
バンド19 (800MHz) |
docomo、Softbankは通信規格が一緒なので、端末を選ぶ際は、バンド、周波帯を見て使えるかを確認すれば問題ありません。ただ、auに関しては通信の規格が異なります。ですので、対応バンドや週波帯が同じであっても使えません。auの端末を流用される際は通信規格の確認も怠らないようにしましょう。
また、docomo、Softbankの端末を使う際ですが、バンド1が対応していれば日本国内であればだいたいの所が使えますが、docomoの場合「バンド19 (800MHz)」がFOMAプラスエリア対応の周波帯、Softbankの場合「バンド8 (900MHz)」がプラチナバンドと言われる周波帯となっています。郊外や山間部をメインで使う場合、この辺りの対応も確認した方がいいでしょう。
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LTEの対応バンド
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キャリア | docomo | au | Softbank |
---|---|---|---|
バンド1 (2100MHz) |
対応
|
対応
|
対応
|
バンド3 (1800MHz) |
対応
|
対応
|
|
バンド6 (900MHz) |
対応
|
||
バンド8 (900MHz) |
対応
|
||
バンド11 (1500MHz) |
対応
|
||
バンド18 (800MHz) |
対応
|
||
バンド19 (800MHz) |
対応
|
||
バンド21 (1500MHz) |
対応
|
||
バンド26 (800MHz) |
対応
|
||
バンド28 (700MHz) |
対応
|
対応
|
docomo、Softbankはバンド1がメインとなる周波帯。auはバンド18がメインとなる周波帯となります。
その為、メインの周波帯が端末で拾えるかどうかを確認しておいた方がいいでしょう。
また、通信エリアの問題ですが、docomoがバンド6、19がFOMAプラスエリア対応(メインはバンド6となりますので、バンド6が対応してるかが大切になります)。auがバンド18、Softbankがバンド9がプラチナバンドと言われる対応バンドになります。こちらの周波帯が使えるかどうかで通信できるエリアに差が出てきます。
それから、バンド28ですが、こちらは2015年以降整備の周波帯なのでまだそれ程使えるわけではありませんが、プラチナバンドと言われる種類の周波帯にあたりますので、今後の事を考えると使えるにこした事がありません。
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まとめ
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表を見ていただいて分かると思いますが、3GもLTEもdocomo、Softbankのバンド1を除けば大抵対応している周波帯は各社バラバラになります。ですので、実際に確認を怠ってしまうと使えないケースもあります。
SIMロック解除して使いたい方は、現在使っている端末がどのバンドに対応しているか、また、次に使うSIMがどのバンドに対応しているかをしっかり確認して利用しましょう。