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マルチキャリアMVNO!

  • お知らせ
2015.05.27

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これまでau系のMVNOを提供してきたmineoがdocomoのMVNOの提供を開始するというニュースがございましたのでご紹介致します。

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■ サービスの要旨
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■ 提供開始時期は2015年9月から
■ 月額料金は「市場価格と同等」の料金水準を予定との事で、まだ詳細は未定のようです。
■ VoLTEへの対応は見込んでいる。
■ auとdocomoのSIMカードを統一はまだ出来ない。
■ auとdocomoのSIM間で余ったパケットはシェアが可能。

現在の所、同一のSIMでauとdocomoを使い分ける事が出来ませんが、将来的にはその辺りも行っていきたいと発表もされています。来年すぐにというわけではなく、だいたい3年後くらいを目処に考えているようです。

HSS(Home Subscriber Server)、HLR(Home Location Register)が開放されて設備が整ってからという形になりますので、まだ先でしょうか。

auとdocomoでエリア差がそれ程あるわけではありませんが、「使い分けを出来る」「選択の幅が広がる」という所ではユーザーにもメリットは出てくると思います。
特にこれまで、mineoではiOSで使えないであったり、VoLTEの提供がされていないという点があったので、docomo系MVNOはそうした事がありませんので、ネックになってた点がクリアされる形です。

実際にiOSで使えないという問題が今回doocomoでの展開に踏み切るきっかけになったようですね。

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■ 合わせて解約金の仕組みも変更
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これまで、mineoは全てのサービスに最低契約期間や解約金の設定がされていましたが、撤廃されるようです。
音声対応SIMの場合のみ、短期解約時のMNPでの転出時解約金がかかるという仕組みに変わります。
これは、昨今MNOの方でも解約金や契約期間への見直しの動きがあるという流れへの対応でしょうか。

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■ 今後マルチキャリアは増えてくるのか?
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今回一般向けにというのでニュースとして取り上げられていますが、実はiijも法人向けに「タイプK」という名称でauの通信、「タイプD」という名称でdocomoの通信を今年の4月から提供しています。iij モバイルデータ通信サービス

mineoのサービス同様SIMは共通では無く、余ったパケットのシェアは可能という形です。

海外に目を向ければ「Apple SIM」やGoogleのMVNOサービスである「Project Fi」などは1つのSIMで複数のキャリアを使えるというサービスでスタートしています。

mineo自身1つのSIMで複数のキャリアで使う事を念頭に置いているようですし、国内キャリアだけでなく、海外のキャリアの組み合わせも考えているようです。サービスの差別化を図る為にこうしたことを考えている事業者は他にもあると思います。

今回mineoがソフトバンクでなく、docomoを取った要因は接続料の高さにあるようです。仮に、ソフトバンクの接続料が下がり、HSS、HLRが開放されてくれば、日本の全キャリアだけでなく、海外の通信も1つのSIMに内包できる可能性はあります。

市場の状況との仕組みさえ整ってくれば今後増えていくのではないでしょうか。

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