2004年にdocomoからFelica対応携帯電話が発売されて以降、おサイフケータイは復旧してきました。
最近では利用されている方は減っているかなとは思いますが、それでも利用されている方はまだまだ沢山いらっしゃいます。
通話も出来るMVNOも多くなっていますし、「データ通信での補助」としてだけでは無く、1台のスマートフォンとして
使おうとされる方もいらっしゃるので、特に多いdocomo系MVNOでおサイフケータイが実際に使えるのかをご紹介します。

[symple_box color=”blue” text_align=”left” width=”100%” float=”none”]
使えるけど、SIMカードの種類によって使えるのも違う
[/symple_box]

まず、SIMカードの色によって判別する事が出来ます。
docomo系のMVNOのSIMカードには「赤色」と「ピンク色」の2種類があります。
どちらでも、おサイフケータイが使えますが、色によって使える種類が変わります。

[symple_box color=”blue” text_align=”left” width=”100%” float=”none”]
赤色のSIMカード
[/symple_box]
赤色のSIMカードの場合、「FeliCa方式」の通信に対応しています。
FeliCa方式には、主に「楽天Edy」や「モバイルSuica」があります

Suicaなんかを使いたいという方は赤色のSIMカードでも利用は可能です。
日本ではまだまだ、Felica方式が多いですね。

[symple_box color=”blue” text_align=”left” width=”100%” float=”none”]
ピンク色のSIMカード
[/symple_box]
ピンク色のSIMカードの場合、「FeliCa方式」に加えて「TypeA/B方式」のサービスにも対応しています。
Felica方式で使える、楽天edyやsuicaだけでなく、TypeA/B方式である「paypass」や「Cashbee」などが使えます。
paypassやcashbeeなんかは主に海外で展開してる決済サービスです。
登録して海外でおサイフケータイを使いたいという方は、TypeA/B方式に対応する必要がありますので、
ピンク色のSIMカードで無いと使えなくなります。
海外では、TypeA/Bが普及しています。

[symple_box color=”blue” text_align=”left” width=”100%” float=”none”]
iDはMVNOでは使えない
[/symple_box]

さて、おサイフケータイが使えるという事は簡単にご紹介しましたが、実は使えないサービスもあります。
に加えて「かざしてクレジット「iD」なんかは使えません。
仕組み上SPモード(docomo直接契約での通信接続サービス)に接続出来ないとアプリが起動しない仕組みに
なっているようで、こちらは使えません。なので、docomoで契約しているよりも少し使える幅が狭まってはしまいます。

ただ、iDなどを使われない方は関係ありませんので、楽天edyやsuicaを端末で使いたいという方は問題なく使えます。

勿論機種がおサイフケータイに対応して無いと根本的に使えませんので、そこは注意しましょう。
おおよそ国内でしかおサイフケータイを使わないという方は赤色のSIMカードでも問題ないですが、海外でも使いたいという方は
ピンク色のSIMカードで購入する必要がございます。
ただ、国内でもTypeA/Bの通信方式でのやりとりは増えてくる可能性はありますので、ピンク色のSIMカードで購入した方が
無難かもしれませんね。