今後のICT社会について
- お知らせ
2020年に向けたICT社会について、現在このような内容が考えられているようです。
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無料公衆無線LAN環境の整備促進
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2020年までに外国人の導線における主要な観光・防災拠点にWi-Fiスポットを整備するため、自治体への支援を実施している。 訪日外国人旅行者が快適に利用できる無料公衆無線LAN環境の整備を促進するため、駅、空港等のエリアオーナー、自治体、通信事業者等から構成される協議会を設立。無料公衆無線LANの整備促進、共通シンボルマークの導入、利用可能場所等の周知、利用開始手続きの簡素化・一元化等を推進。
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ICTを活用した多言語対応の実現
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世界の「言葉の壁」をなくしグローバルで自由な交流を実現するため、情報通信研究機構が開発した多言語音声翻訳技術の精度を高めるとともに、民間が提供する様々なアプリケーションに適用する社会実証等を実施する。これにより、ICTを活用したイノベーションを加速し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの際には、本技術を活用して「言葉の壁」がない社会をショーケースとして世界に発信する。
・多言語音声翻訳の対応領域、対応言語を拡大するための研究開発
多言語音声翻訳技術の翻訳精度を向上し、対応言語数を拡大する。また、雑音対策や長文翻訳など、翻訳精度の向上に向けた研究開発を実施する。
・病院、商業施設、観光地等における社会実証
産学官の連携により、多様なアプリケーションの社会実証を集中的に実施する。
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デジタルサイネージの機能の拡大
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デジタルサイネージは公共空間等に数多く設置され、非常に有用な総合情報通信端末として進化。現在デジタルサイネージWGや都市サービス高度化WGにおいて、2020年に向けた利活用の在り方を検討中。
・災害情報やオリンピック等情報などの一斉配信
災害等の緊急時における災害情報、避難所情報等や、オリンピック・パラリンピックの情報等をデジタルサイネージから一斉配信する。
・個人属性に応じた情報提供
訪日外国人に対して、観光情報や競技情報、災害情報等を多言語で情報提供。サイネージにかざしスマホタブレットに自国語で表示する。
スマートフォン等の他のデバイスとの連携等により、個人の属性に応じた双方向による情報提供、Wi-Fiスポットとしての活用、美術館や博物館、レストラン等のクーポンの入手等を行う。
・4K・8K高度な映像配信・パブリックビューイング
開催地東京のみならず、地方、海外においても、オリンピック・パラリンピックの感動(高精細映像・音響等も含めた競技会場の情報を伝送し、中継会場に応じた競技の場の再現による超高臨場感観戦体験)を共有できる場を提供する。
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4K・8Kの推進
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4K・8Kは、高精細で臨場感ある放送を実現し、視聴者の選択肢の幅を拡大。2016年にBSによる4K・8K試験放送開始、2018年に実用放送開始、2020年頃には実用放送拡充し、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催時には、4K・8Kが普及し、多くの視聴者が市販のテレビで4K・8K番組を視聴できる環境を整備することを目標。また、ロードマップの対象期間を延長し、2025年のイメージとして、BS及び110度CSにおいて多様な実用放送の実現等を提示。4K・8Kの推進に当たっては、 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、実用放送のチャンネル数拡大に向けた技術的実証を実施し、4K・8Kの普及促進を着実に図っていく。
2020年のオリンピックに向けて各企業とも試行錯誤しながら、ICT社会の充実に向け、様々なアイデアや技術が出てきそうですね。