株式会社ブティックワークス

今回は大阪市内を中心に４店舗の飲食店を運営している、株式会社ブティックワークスの代表取締役：仲宗根 孝之氏にお話しをお聞きしました。

　御社の事業内容を教えて下さい。

飲食店の運営とコンサルティング業務をおこなっています。
現在、梅田に居酒屋とバーの２店舗、京橋・堀江に１店舗ずつ居酒屋があり、運営しております。
また、コンサル業務に関しては主に梅田が中心で、既存の飲食店の経営改善のお手伝いをさせてもらっています。

　タブレットの導入を検討されたきっかけを教えて下さい。

先程、堀江に店舗があるとお話しさせて頂きましたが、堀江店のOPENと同時に弊社の系列店舗をまとめたアプリを作成したんですね。
今までは店舗によってポイントカードやクーポン等をバラバラに発行していたのですが、気軽に他の店舗の情報にもアクセスして頂こうという点と、経営側で各店舗のサービス等の把握の為にこのシステムを導入することになりました。

そのアプリの更新をする為にスタッフ個人のスマホを使う事は、お客様の個人情報保護の観点からもコンプライアンスの観点からもあり得ないなという話になり、各店舗に店舗用のタブレットを導入する事にしたんです。

　御社の業務上の課題と、タブレット等の導入に関して問題になった点があれば教えて下さい。

個人的には初代のiPadから持っていて便利さは感じていたので導入したいという気持ちはあったのですがやはり端末代や通信費の価格の問題が大きかったですね。
あとは、アルバイトのスタッフ等も使うのですが意外に操作に不慣れなスタッフが多く、使い方や運用ルールを徹底させるという点にも課題を感じていました。

　Gleaner mobileを選んで頂いた理由を教えてください。

先ほどお話させて頂きましたが、スタッフからの使い方の質問等は全て御社でご対応いただけるという点が、まず最初に惹かれました。
ランニングコストが安いという部分については他のMVNOサービスなんかと同じですが、法人向けとしてこのサービスを打ち出しているのが御社だけだったので、結果的に迷わず御社に決めさせて頂きました。
また、自社アプリの運用もそうですが、スタッフの出退勤の管理やメニューなどの作成にも活用できればいいなと考えていたタイミングでもあったので、早速おススメのアプリや使い方を教えて頂き、僕自身も調べる手間が省け本当に助かりました。

　実際に導入されてどう利用しているのかと、得られた効果を教えてください。

今まではスタッフ個人のスマートフォンでアプリの運用をしていたので正直、情報管理の面での不安は常にありました。そこが改善されたのがやはり大きいですね。あとは、店舗にはインターネット回線を引いていなかったので、ネットを使わないといけない仕事は店長が家に持ち帰っていたのですが、今回のタブレット導入でその点も改善できたので良かったです。

　現状、法人市場ではMVNOサービスはあまり浸透していないですが、何が一番の原因だとお考えですか？

そもそも法人契約がOKなサービスがほとんどないですよね？
個人的にはキャリアの高額な通信費を払うことを考えると、それだけでかなりお得感があるなとは思いますが、やはり契約方法や支払方法に制限がかかっているというのも難しい点なのではないでしょうか。

　最後に今後の事業展開やタブレットの運用についてお聞かせください。

事業に関しては堀江店をスタートしたばかりなので、まずはしっかり軌道に乗せる事ですかね。
タブレットに関しては出退勤の管理や売上の集計等、今までアナログでおこなっていた作業を効率化していきたいと考えています。その際はまた何か良いアプリかシステムを教えてくださいね。