株式会社メディカルウェイストシステム

今回は医療機関関係の産業廃棄物の運搬収集を行っている、株式会社メディカルウェイストシステムの管理グループ課長：増田 裕治氏にお話しをお聞きしました。

　御社の事業内容を教えて下さい。

医療機関関係の産業廃棄物の運搬収集を行っています。
病院は勿論ですが、小さな医院を含めて医療機関と言われる所が主な取引先になります。主なエリアは滋賀県になります。ただ、滋賀県には産業廃棄物の焼却処分できる所が無いので、京都の処分する仲介業者があるんですが、そこまでの運搬作業になりますね。

　スマートフォン導入を検討されたきっかけを教えて下さい。

会社で特にスマートフォンやタブレットを入れようという考えはこれまで特に無かったんですが、たまたまではあるんですけど、会社で使っている携帯電話の入れ替え時期にGleanerさんから通信で安いのがあるという提案を貰ったのがきっかけですね。
携帯電話はこれまでは全部ガラケーでして、運搬時の連絡用として使っているだけだったのでそれはそれで良かったんです。ただ、そのうちの2台が取引先のシステムの関係で廃棄物の回収の時に、通常紙で記録する伝票の変わりに、システムに入力しないといけない仕組がありまして、それをガラケーでやっていたんです。1日平均20件くらい、多い時で30件くらい回って、その都度入力するので、パケット通信が4000円、通話の分も含めると1台8000円くらいかかってたんです。
今回ご提案頂いたのが、パケット通信がGleaner Mobileで900円で使えて、通話は通信キャリアのカケ放題のプランにして、合わせて3000円くらいで収まるという物だったので、うちの通信料からみるとかなりコストの魅力がありました。
通話用の携帯電話とタブレットみたいな形で2つに分かれてたら利便性が問題だったんですが、音声SIMとパケットのデータ通信SIMが2つ入る安い機種も紹介してもらったんで、導入しようと思いました。スマートフォンって高いイメージもあったんですが、ガラケーから変えても安くなるというのが魅力でした。

　御社の業務上の課題と、タブレット等の導入に関して問題になった点があれば教えて下さい。

一番は使い勝手の所になります。どうしても今までやってきたやり方がありますし、それを変えないといけないというのに抵抗がありました。ただ、それは慣れの問題でもありますし、使っていけば慣れて行けば問題はなくなると思いますので、通信料の削減を考えると切り替えた方がメリットがあるかなと思いましたね。

　Gleaner Mobileを選んで頂いた理由を教えてください。

弊社としては知名度とか関係なく別にちゃんと使えればいいと考えてたので、特に問題にはならなかったですね。docomoの回線使っているという事だったのですし、契約期間の縛りも無くて解約の時も違約金もかからないですし、値段も安いですし、使ってみてから判断しようと考えていました。

　実際に導入されてどう利用しているのかと、得られた効果を教えてください。

先ほどもお話したとおり、キャリアの音声SIMとGleaner MobileのSIMを1つのスマートフォンに挿して1台のスマートフォンとして使っていまして、取引先の電子マニュフェストシステムの入力業務に利用しています。準備に少し時間がかかって、実際利用し始めててそんなにたってないので、利用面でえられた効果というのはまだそんなに無いんですが、一番効果があったのはコスト削減ですね。利用面でも使っていって慣れていけば良くなってくると思います。

　現状、法人市場ではMVNOサービスはあまり浸透していないですが、何が一番の原因だとお考えですか？

知名度の問題なんじゃないでしょうか？弊社くらいの規模であればそこまで気にしないとは思うんですけど、大企業とかだったら、本当に大丈夫か？みたいに思ってしまって、通信キャリアに比べてそっちの信頼性の部分がまだ広がってないんじゃないでしょうか。

　最後に今後の事業展開やタブレットの運用についてお聞かせください。

これはお客さんの要望やシステム会社の対応次第にはなってくるんですけど、今はまだ紙で伝票のやりとりをしている所ばかりなんですが、今Gleaner Mobileで使っている所のように電子マニュフェストシステムを使う所が増えたり、システム自体もまだガラケーの入力画面を引き伸ばしただけなので、使い勝手がさら良くなったりすればペーパレスという所も含めて増やして使っていく事はあるんじゃないかなと思います。