Case study
導入事例・お客様インタビュー
株式会社ワイズ・ラブ
株式会社ワイズ・ラブ様が提供している『特定フィールド内車両位置管理システム』の通信サービスにGleaner Mobileが採用されました。採用の経緯について株式会社ワイズ・ラブ、代表取締役:内橋 義人氏にお話しをお聞きしました。
御社の事業内容を教えて下さい。
RFID、ICタグというのを20年程事業としてやっています。
簡単に言うと、何か物にタグを貼り付けて管理するとか、探したいものを光らせて見つけるとか、そういう物のシステム開発をやっています。
今回、MVNOのSIMカードの導入を検討されたきっかけを教えてください。
弊社の商品の中に、NFCタグを活用して広大なフィールドに保管されている大量の自動車の位置管理を行う事が出来る『特定フィールド内車両位置管理システム』という物があるのですが、今回、株式会社ホンダカーズ横浜様からこのシステム導入の話しを頂いたんです。
今まではシステムに利用するスマホはお客様の方で調達して頂いていたのですが、今回は先方の希望もありまして弊社でスマホの選定もおこなう事になったんです。
これまでこの部分はあまり深く関わっていない所でもあったのでMVNOだけではなく、キャリアも含めて色々と調査を進めていたのですが、タイミングよくGleanerさんからお話を頂きまして、毎月のコストが安いという点と、システム開発時に利用していたNexus5を利用したいという2点が決め手になりMVNOを選択しました。
そのシステムはどういった物なんでしょうか?
簡単に言うとNFCタグを使った自動車の動態管理のシステムです。
今回の横浜の話でいいますと、決まった特定のエリアに3000台くらいの車があって、それの整備を毎日されているんですが、洗車したり移動したりを繰り返している間に、何処にどの車があるのか分からなくなってしまうんですよ。それを管理する為に、車にNFCタグを貼り付けて、動かす時にスマートフォンでかざして情報を読み込むと、誰がいつ何処に何の車を動かしたかというのがサーバーにリアルタイムで記録されるので、車の位置が簡単に把握出来る様になるというシステムです。
GPSで車の位置情報を記録していますので、その車の場所に行くにはどういうルートで行けばいいのかというのも表示できますので、管理する上では非常に便利なシステムだと考えています。
■株式会社ホンダカーズ横浜様の事例紹介ページ
http://www.yslab.co.jp/nfc_car_position.html
Gleaner Mobileを採用して頂いた理由を教えてください。
御社のサービス自体は正直初めて聞いた名前でしたが、周りでもMVNOを使っている人間が多かったのでだいたい内容は知っていましたし、提供元が同じdocomoだったらまず品質もそんなに変わらないだろうと思い、ご提案頂いたタイミングも良かったので採用させて頂きました。
システム屋としては、お客様の予算が限られている中なので、システム以外の通信とか、機材とかは安いにこした事がないんです。今回のシステムであれば、通信量を多く使うわけではないですし、やはり価格にメリットがありました。また、通信キャリアから直接お客様が導入された場合で、仮に通信に問題があっても、システムが動かない状況になったら必ずこちらに問い合わせが来るんです。その時に、それは通信の問題ですと簡単には言えないですし、必ず問題の切り分けをして解決にあたらないといけないわけなんですが、サポート面を売りにしてたり、ノウハウも色々持っているみたいなので、問題がおこった時に解決に向けて協力してくれるかなと感じたという事もあり採用させて頂きました。
今後、Gleaner Mobile含むMVNOサービスに期待する事は何かありますか?
データ使用量の繰越であったり、容量の増量なんかが色々発表されていますが、我々が提供するような業務用として考えるならデータ利用量が増えるというのは正直あまり関係ないんですね。
特定の目的があって利用するものなので、御社のサービスを利用させて頂いている今回のシステムにしても、1台あたりに使うデータ使用量を考えると1日数KB、多くて数十KBくらいしかないんですよ。スマートフォンという小さなサイズの画面で複雑なデータの処理をしてもらうのは無理がありますし、シンプルな設計で分かりやすくといった所を追求すると、データ容量も比例して小さくなるんです。
弊社のようなシステムを提供する側は、使える容量は少ないけど、価格がさらに安い!みたいなプランの方がありがたいと思いますね。後は、端末にしても今はどのメーカーの物を選んでも形状に違いはないじゃないですか?これもどこまで需要があるのかは分かりませんが、液晶画面が故障の原因になる事が多いですし、電力も消費しますし、弊社のようなタグのリーダーとして使うのであれば正直邪魔になるんですね。
ですので、小型で画面が無いような物が欲しいですね。それで、Androidの端末でSIMフリー、しかも、ちゃんとすぐにネットに繋がるものがあると色々使い道があって凄く嬉しいですね。
今後の御社の事業展開をお聞かせください。
これまで、ICタグを読み取るには専用ハンディ端末というのが主流だったんですが、1台買うのに30万とかするんです。それが今はスマホで同じ事が出来るようになったので、昔に比べればかなり安く提供できるようになったんですよ。
インフラ回りも従来のハンディ端末だとWi-Fiでネットワーク組まないといけなかったんですが、スマートフォンを利用するとその部分も不要になります。
なので、これまでやりたかったけど、導入費用が高くて出来なかった所とか、既存のシステムを導入されている企業様でも入れ替えなんかの提案もかなりしやすくなったので、そうした所をターゲットにして攻めていきたいなと考えています。
今までIT化が進んでいなかったような企業様もスマホで利用できるようなシステムを導入する事によって、色んな形に進むと思っていますのでそういった所を広げて行きたいと考えています。弊社としても今後軸として展開していきたい内容でもあるので御社の目標台数の1/3くらいは弊社で売れるように頑張りますね(笑)
会社概要 | |
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会社名 | 株式会社ワイズ・ラブ |
URL | http://www.yslab.co.jp/ |
所在地 | 〒591-8025 大阪府堺市北区長曽根町3079-13 |
事業内容 | センサネットワーク、アクティブ RFID システム、電子ペーパーソリューション、 光るタグ☆「Vega」、ロボット開発向け汎用制御基板『MAVC シリーズ』、 つながる Display『IDouch シリーズ』、グラフィックス・コントロールソリューション、 屋内自律飛行船ロボット 『YasBee~』、受託システム開発、研究・開発 |
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